皆さん、こんにちは!
今回の記事は学童クラブについてです。
お子さんが小学校に入学したときに利用するかもしれない学童クラブ。
具体的にどんなところなのか、現役スタッフが教えます!
放課後児童クラブ(学童保育)とは
放課後児童クラブ(学童保育)とは、放課後の時間帯にこどもたちを預かる施設です。
基本的な1日の流れは
14時~15時 登所
15時~ 宿題や遊びをしながらお迎えを待つ
こんな感じです。
学童クラブには種類があり登所後の過ごし方は各学童によって異なります。
学童の種類は大きく分けて
・公立学童
・民間学童
・放課後こども教室
の3種類があります。
公立学童
公立学童の特徴は↓の通り。
・支援員が常に見守りをしている
・民間に比べ利用料金が安い
・延長保育も対応
・土曜日も開所している
・減免制度に対応
・利用条件がある
・定員数に限りがある
・遊びが限られる可能性がある
公立学童は専門の支援員が従事し見守りを行っているため質が高いです。
また各地方自治体が設置している「公設」にあたるため
1人親家庭などに対する減免制度もあります。
ただそれに伴い利用条件があり、学童の場所によっては外遊びができないなど
こどもの過ごし方が限られる可能性があるのも公立学童の特徴と言えます。
民間学童
民間学童の特徴は↓の通り。
・他にはないサービスがある
・休日も開所している
・預かり時間が長い
・利用条件が特にない
・利用料金が高い
・遊ぶ時間が少ない可能性がある
民間学童は他にはないサービス、例えば送迎や教育プログラムなどを展開し
差別化を図っていることが多いです。
そのため利用料金は高く、低く見積もっても最低1万円/月は見ておいた方がいいでしょう。
さらに別途、入会金がかかる場合もありますのでよく調べた方がいいと思います。
ですが預かり時間が長く、利用条件も特になし、さらに学童によっては習い事も併用できるため
利用料金が高くても民間学童に預けたい!と思う方も多くいます。
放課後こども教室
放課後こども教室の特徴は↓の通り。
・通う際の安全性が高い
・利用料金が安い
・人数が多いため色んなお友達と交流ができる
・外遊びが充実している
・預かり時間が短い
・休日は開所していない
・ケアが行き届かない可能性がある
放課後こども教室は主に放課後の児童の保育のみを行い、その多くは小学校に隣接しているため
移動の安全性は確保されており、小学校の遊具や運動場を使っての外遊びが充実しています。
また利用料金はほぼ無料(行事などでかかる場合あり)のため利用しやすいと思います。
ただその分、利用者がとても多く100人以上利用している学童もあり
ケアが行き届かない可能性も高いです。
また預かり時間が遅くても17時30分頃までと短いのも難点です。
最後に
以上が各学童の特徴ですが、学童保育を利用する前に知っておいていただきたい問題があります。
それは「小1の壁」です。
社会的問題「小1の壁」
「小1の壁」とは
共働き家庭において子どもが小学校に入学した際に仕事と子育ての両立が難しくなる問題のことです。
具体的にいいますと、
保育園などは仕事の都合で早朝出勤や残業になったりした場合でも
延長保育制度によって子どもを預けることができますが
学童保育では遅くても18時30分までしか預けられない施設が多いため、
両立が難しくなるということです。
これが「小1の壁」なんですが、私は
・放課後時間の過ごし方
・預けられるクラブが少ない
このような問題も小1の壁に含まれると思います。
この問題は学童クラブが増えれば解決しますが中々そうもいかないのが現状です。
準備、情報収集は早めに!
お子さんが小学校に入学する際に必ずと言っていいほどぶつかるのがこの「小1の壁」
この壁を乗り越えるためにはなるべく早い段階から
お住まいの市町村にある学童クラブを調べておくことです。
【お住まいの市町村 学童保育】と検索すれば公立学童の案内が、
【お住まいの市町村 民間学童保育】と検索すれば各民間学童が出てきますので
これから利用する可能性がある方はぜひ1度調べてみてください。
施設の見学ができる所もありますので自分の目で、耳で確かめることをおすすめします◎
学童保育は働くママ・パパにとって必要不可欠と言っていいほど助かる事業です。
実際に利用した方が良いのか、どんなメリットがあるのか知りたい方はこちら↓をどうぞ。